使われなくなる画面の1つ目の特徴は、指標が多すぎることです。1画面に15個以上の数字を載せると、利用者は何を見るべきか迷います。経験上、判断に使う数字は1画面6〜8個に収まります。残りはドリルダウンで見せる設計が有効です。
2つ目は、数字の出どころが分からないことです。既存の帳票と少しでも違うと、利用者は画面ではなく帳票を信じます。定義と更新時刻を画面上に表示し、既存帳票との差を事前に説明しておけば、この問題はかなり防げます。
3つ目は、表示が遅いことです。5秒以上かかると、朝の忙しい時間帯には開かれなくなります。重い集計は事前に計算して保存する設計に変え、主要画面は3秒以内を目安にします。
残りの2つは、利用者の業務時間に合っていないことと、公開後に誰も手入れしていないことです。更新の時刻を業務開始前にそろえ、公開後1か月、3か月の時点で利用ログを見直す日程を最初から決めておくと、定着率が高まります。